株式会社ハウズライフ インタビュー

株式会社ハウズライフ
代表取締役田中 秀一たなか しゅういち
住まいの中で繰り広げられるのは、「ライフ(日常)」という演目。お客様の生活を共有し、その将来も見据えながら「ステージ(舞台)」をつくっていきたい。
「中古住宅を買ってリノベーション」をワンストップで提案するhowzlife。ハイセンスな大人の街として知られる東京・恵比寿に拠点を置き、顧客のニーズに合った物件探しからリノベーション、オーダー家具、グリーンコーディネートまで幅広くサービスを展開しています。代表取締役の田中秀一氏に、デザインへのこだわりが光る住まいづくりの姿勢や今後の事業展開について伺いました。
monocla株式会社 代表取締役
那須 岳志なす たけし

「How`s life?」(最近どう?) 気軽な挨拶言葉を社名に
howzlifeという社名には、どんな意味や思いが込められているのでしょうか。
「howzlife」の語源は「How`s life?」なのですが、日本語に訳すと「最近どう?」という挨拶的な意味です。「How`s life?」には住まいとしての「house」に似た響きと、その先にある「life」という言葉が含まれています。住まいの先を見据えたライフスタイルを意識している会社のあり方にあっていると思いました。
グリーティング(挨拶)とハウス(住まい)、ライフ(生活)という3つの要素がうまく混ざっていて、とてもいいと思います。
仮に、お客様に「How`s life?」と聞いたときに、すごくいい返答を得られるようになりたいと思っています。そうした願いを込めた「How`s life?」という言葉の中に、自分たちを表現するキーワードも入っているということで採用した社名です。

デザインへの強いこだわり 「ニーズが高い」と恵比寿に出店
2015年に事業化されたきっかけを教えてください。
もともとグループ本体が千葉・浦安にあったのですが、都内のお客様からのお問い合わせ増えて、そこに応えられるデザインや体制ができていたというのが1つです。
また、グループ内に不動産事業部があったのも、きっかけとなりました。例えば、物件は市中の不動産店で決めて、リノベーションはこちらでとなると、結果的にお客様の希望を叶えられない物件を購入してしまうことが少なくありません。このため、不動産とリノベーションを一体化した方がお客様の望む住まいの提供でき満足も向上すると判断いたしました。
恵比寿に出店した決め手は、何だったのでしょうか。
リノベーションのニーズが高いエリアは、やはり東京です。その中でも、弊社の強みであるデザイン性をより追求するというニーズは、都心の東側より西側に住むお客様の方が高いと判断しました。実際、多くのリノベーション会社が渋谷、恵比寿にあるのも、そういった理由からだと思います。
こちらのオフィスもそうですが、御社にはデザインに強いこだわりがあるとお見受けします。
シンプルだけどもディテールを丁寧に素材感を活かしたデザインを心掛けています。経年変化で素材に味が出てくるという感じで、いずれはアンティークやクラシックというキーワードにつながるような雰囲気づくりをしています。
間取りなど空間へのこだわりはいかがでしょうか。
動線などを重視するのはもちろんですが、そこに遊び心を入れていくことも考えています。こうした試みができるのは、店舗やホテルなどのリノベーションを手掛けている会社がグループにあって経験があるからです。普通の住宅でやってこなかったような提案ができるのもわれわれの特徴であり、強みだと考えています。

「中古を買ってリノベーション」、「持家リノベーション」、「オーダー家具」、「グリーンコーディネート」まで 4つのサービスを幅広く展開
御社の特徴と言えば「中古を買ってリノベーション」、「持家リノベーション」、「オーダー家具」、「グリーンコーディネート」という4つのサービスです。まずはメインサービスである2つのリノベーションサービスについて教えてください。
まず、「中古を買ってリノベーション」は、物件購入からの方は物件紹介から入った方がリノベーションの完成度についてお客様の満足度が高まるということで展開しています。これと分離したサービスが「持家リノベーション」で、ご自宅のリノベーションを考えられているお客様向けです。
4つの中でも「オーダー家具」、「グリーンコーディネート」は、御社ならではのサービスという印象です。
グループの家具工場があったり、グリーンコーディネーターがいたりということで、独自のサービスの展開に役立っています。
グリーンは「お世話が大変」と思われるかもしれません。しかし、世話が楽な本物の植物とフェイクをうまく組み合わせることで、そうならないコーディネートをご提案しています。本来は家の中にないような物、例えばレンガやタイル、あるいはグリーンなどを取り込むことで、インテリアはすごくユニークな感じになります。
これらの4つのサービスを通じ、お客様対応で特に気を付けている点はございますか。
物件に関しては、お客様のニーズを事細かに、丁寧に聞くようにしています。住みたいエリアがある方でも、そこが予算に合わなければ環境が似たような地域や、お客様の希望するリノベーションを実現できる物件をご提案しています。リノベーション内容の共有に関しては、ヒアリングに加えてご自分がやりたいデザインの雰囲気が分かる写真などを持参していただくケースが多いです。

限られた予算でバランスの取れたデザインを実現
デザインにこだわる方が多い恵比寿のような場所だと、かなり具体的なイメージをお持ちの方もいらっしゃると。
写真などでたくさんの「理想」を頂くと、現実的な予算とのせめぎ合いも生じますが、本当にやりたい内容の本質を押さえた上でバランスを取っています。
また、住まわれる方が複数の場合は1人の方、例えば奥様だけの希望だけを聞くのではなく、口数が少ないご主人のお話もタイミングを見てお聞かせいただき、それらの全体的な希望がなるべく最大公約数として残るように配慮しています。
可能な限りニーズは残しつつ、妥協できるポイントをお話の中で見出していくと。
「無垢材の床が夢だった」というお客様が多いのですが、コストを節約する上では全部の部屋ではなく、リビングや、訪問客の目に触れやすい廊下だけに敷くという方法もあります。
デザインとしてのバランスは崩さない中で、コストを抑えるところは抑え、かけるところはかけるということをご提案しています。
お客様の「ライフ(日常)」という演目の「ステージ(舞台)」づくりを
4つのサービスに加え、howzlifeとして考えていらっしゃる今後の業務展開などを、お伺いできますでしょうか。
住まいの中で繰り広げられるのは、「ライフ」という演目。お客様の生活を共有し、その将来も見据えながら「ステージ」をつくっていきたいです。今後はライフスタイル全体を提案するサービスを展開する中で、さらにhowzlifeとしてのブランドを広げていけたらと考えています。そうしたサービスの1つが1Fの「howzlife café」だったりするのですが、われわれを知っていただいた方にはファンになっていただきたいと思います。
最後に、弊社monoclaへの期待がございましたら、お聞かせください。
マッチングサイトとして、さまざまな会社が掲載されると思いますが、単にカタログ化したり、まとめサイトのようになったりはしてほしくないと願っています。
お客様が本当に出会いたい会社がキュレーションされ、そこにたどり着けるような形に進化していただくことを期待しています。


株式会社ハウズライフ 代表取締役
田中 秀一たなか しゅういち
十数年間、IT業界にてセールス、マーケティングに従事。外資系やベンチャー企業のスタートアップなどを経験する。その後これまでの経験や知見を活かすステージとして不動産・建築業界を選択。
秀建グループに入社後は、リノベーションのニーズが高い東京にワンストップリノベーションの店舗立ち上げに従事。
2015年5月に恵比寿に出店、現在は代表取締役として新規サービスを企画展開中。
株式会社ハウズライフ
- 本拠地 150-0021 東京都 渋谷区 恵比寿西1-5-1
- 休業日 毎週火水・祝日
- 担当 小林 史弥
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- ここが強み! 専任のご提案力・高いデザイン性・施工や造作家具までグループ内で全て完結
- 保有免許 宅地建物取引企業者 東京都知事免許(1)第97930号
